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日常生活において「歴史」の役割が何か?というのは、非常に重要なテーマですが、「歴史」が日常生活に大きな影響があると認識している人はあまりいません。人々は、毎日同じ過ちを犯し、決して歴史から学ぶことはないのです。

これまでに「歴史」の目的は何度も変化してきました。古代ギリシャでは、歴史は、先祖の栄光と彼らの物語を伝えるために使用されました。ヘロドトスとトゥキディデスは、戦争や世界の不思議な事柄について書き、客観的に物事を見ようとしましたが、あくまでもその時代の歴史の主役は、神々でした。

また、古代ローマでは、歴史は日常生活の凡例として使われていました。歴史を知ることで、同じ間違いを何度も繰り返さないようにしようとしていたのです。歴史は、中世の暗黒時代に多くの改変がなされましたが、ルネサンス期には、ひとつの「科学」となり始めていました。そして19世紀には、歴史はついに、現代科学が持つすべての要素を備えた、真の科学となったのです。

つまり、歴史は、物語を語るだけのものではなく、過去の証拠に基づいて結論を出す「科学」なのです。証拠には、手紙や本など、多くのものが使用されますが、歴史について重要な事実は、推測をしないということです。歴史は遊びではないので、結論を導き有益な情報となるには、一連の実証を経て、疑問を解消する必要があります。

多くの独裁者は、彼らの目的のために、歴史を悪用しました。たとえば、アドルフ・ヒトラーは、ドイツ人の祖先はアリウス派であり、他の人種はドイツ人ほど優れていないことを世界に発信していました。

また、ムッソリーニは、ローマ帝国が持っていたすべての領土を望んでいたため、現代のイタリアと古代ローマを結びつけようとしました。

このように、歴史を改変して利用しようとした例は、過去にたくさんあります。しかし最終的には、どういうわけか真実が常に勝り、正しい道が開かれるのです。

歴史は、私たちが受け入れようとさえすれば、多くのことを教えてくれます。その一つは、世界は白黒つけられない、ということです。映画のように、完全なる悪者も善人もいませんし、目標や趣味嗜好が違う人ばかりです。戦争は通常、そのせいで起きますね。

俳優から政治家、スポーツ選手まで、歴史上のすべての人に何かしらの汚点があるものです。誰のことを学んでも、偉業を成し遂げた歴史上の人物のことを学んでも、私たち一般人と同じように、大きな欠点のある人々であったことがわかります。

ジョン・フィッツジェラルド・ケネディはセックス依存症で、チャーチルはアルコール依存症で、スターリンは社会病質者と、例を挙げるとキリがありません。

歴史を学ぶ際に重要なことは、自国の文化を愛することです。一方、外国の文化についても学ぶと、多くの固定観念が取り除かれ、人種、宗教、その他の差別的要因となり得るものに関係なく、すべての文化を尊重できるようになりますよ。

最後に、結論を述べます。歴史とは、教育における非常に大きな側面の一つです。歴史は、多面性、寛容性、尊敬の念など、他の科学からは学ぶことができない、多くのコトを教えてくれるのです。